「自動屋根プロパティ」の操作でできること
一旦、「間取り編集へ」ボタンをクリックして、屋根作成画面に戻ります。
画面右側の「2階自動屋根プロパティ」を見てみると、勾配を選択する項目の下に「A」と「B」の数値を入力するボックスがあります。
「A」は「鼻隠し」の幅を調整するボックスで、今回は見た目にそう関わる箇所ではないのでこのままにしておきます。
「B」が軒の出を調整するボックスです。
軒の出を小さくするために、ボックスの数値を「100」にしてみます。
すると、屋根の四方全ての軒の出が100㎜となり、バルコニーの屋根まで小さくなってしまいます。
「立体化」ボタンを押してパースを見てみましょう。
バルコニー屋根がない住宅もありますが、テラス的な使い方をする場合だと思いますし、今回の題材では洗濯物を干したり荷物を置く程度のサービスバルコニーです。
「自動屋根プロパティ」の操作ではなく、別の方法でバルコニー屋根の軒の出を部分的に出してみようと思います。
「手動屋根」による屋根のカスタマイズ方法
「間取り編集へ」ボタンをクリックして、屋根作成画面に戻ります。
フロアは「2階」のまま、屋根設定ボタンの下にある「手動屋根」をクリックします。
「はい」をクリックします。
屋根形状を作るポインタが表示されますが、ここでは右クリックで一旦削除します。
屋根設定ボタンに「手動(1面ずつ)」と表示されていれば、屋根(青い線)をクリックすると選択できるようになるので、クリックします。
青い線をクリックして屋根を選択すると、青い線が赤い線に変わります。
四隅に黄色い四角のハンドルが表示されるので、マウスポインタを合わせるとポインタが十字に切り替わります。
今回は軒の出を出したいバルコニー側のハンドルに合わせます。
十字になった状態でクリックすると、黄色から黄緑色にハンドルが変わります。
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