建築系のBlenderノウハウを独学で学ぶならオンラインチュートリアルがおすすめ

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最近、「メタバース」なるワードを耳にすることが多くなり、仮想現実の開発が注目を浴びています。

私が仕事をしている建築業界でも「バーチャル展示場」という仮想現実の展示場を採り入れる企業が少しずつ増えてきています。

背景には、コロナ禍で展示場の来客数が冷込み、対面集客が減少する中、住宅を検討している人たちはインターネットでの情報収集をするようになり、そうした動きに対応してオンラインで内覧できるバーチャル展示場を導入する企業が増えるようになりました。

バーチャル展示場を採り入れる代わりに、対面集客が思うように見込めない展示場をクローズするという企業も少なくないようです。

バーチャル展示場をオンラインで利用できれば、家を建てようと考えている人にとっては、わざわざ展示場に足を運ばずに、大体のイメージや雰囲気を掴むことができ、どこの会社で建てようか事前に検討もできるし、また購入検討会社をふるいに掛けることだってできてしまうのです。

今のバーチャル展示場はよくできていて、本当に展示場に行ったような擬似体験ができてしまいます。

同様に、建物を建築する前にコンピューター上に現実と同じ建物の立体モデルを構築するBIMや3DCGの技術の発達により、現実に近いリアルな3Dモデルを製作することもスタンダードになりつつあります。

それ以外にも、お客様へプレゼンする際に、リアルでオシャレな3Dパースを提示すれば、グッと引き寄せることも可能です。

建築技術者であれば、平面図、立面図などの線画を見ればおおよそ建物のイメージはできますが、一般のお客様や建築に精通してない企業担当者の方からすれば、より現実的で立体的な3Dパースの方がイメージしやすいでしょう。

私も職業柄、マイホームデザイナーPro9にてパースを作成し、仕事で役立ててるのですが、より現実的なクオリティの3Dパースを作成できればいいなと思っていたところ、無料でダウンロードして利用できる「Blender」というオープンソースで公開されている3DCG製作ソフトウェアに出会いました。

今回の記事では、Blenderを実際に使ってみた感想と、建築系の3DCGを製作してみたい方へのBlenderのおすすめの勉強方法を執筆致します。

1.Blenderとは

Blenderは、無料でダウンロードして利用できる3DCG製作ソフトです。

無料で利用できるのに、有料のソフトにも引けを取らない高機能であり、モデリングからライティング、アニメーション、レンダリングまでおこなえて、しかも商用利用という嬉しいソフトなのです。

日本語にも対応してるので、日本人にとっても扱いやすいソフトと言えるでしょう。

ただし、高機能かつ利用できる機能が多い故に、全てを習得しようと思ったら莫大な時間がかかるでしょう。

Blenderを使って、何をしたいかによって、学ぶ領域とプロセスは異なります。

私の場合、より現実的な建築物の3DCGを製作できるようにしたいと思ってBlenderを始めたのですが、なるべくお金をかけずに習得したかったので、スクールに行くという選択肢は全くなく、最初は操作方法を紹介しているネット記事やyoutube動画でBlenderの基本を学ぼうとしました。

しかし、大半以上は部分的な解説であるものや、一つ一つ丁寧に解説されてないものが多く、あまりにも難しく感じて心が折れてしまう寸前までいきました。

では、どうやって習得していったかというと、Blenderで建築物を製作する有料のオンラインチュートリアルにてスキルを習得しました。

その方が近道だと思いますし、スクールに通うよりはオンラインチュートリアルの方が費用をだいぶ抑えられます。

以下、私が学んだおすすめのオンラインチュートリアルの講座を紹介します。

2.おすすめオンラインチュートリアル

①CG WORLD オンラインチュートリアル「ゼロから学ぶ3DCG教室」

CG WORLDさんの「ゼロから学ぶ3DCG教室」というチュートリアルは、日本人講師による丁寧な解説で作られており、建築物を製作する講座も充実しています。

1講座あたり1,000円かかりますが、講座を受けてみて仮に満足するものでなかったとしても、1,000円の出費で済むのなら仕方ないと思って、試しにいくつか受講してみました。

このチュートリアルでは、基本的な操作から建築物を製作するのに必要なモデリング方法やマテリアルの作成方法、HDRIの取り込み等、建築物を製作する操作を一通り学べます。

結局、私は16講座も受講してしまいましたが、それだけBlender初心者の私にとって、CG WORLDさんのチュートリアルはためになる内容でした。

私は何度も購入した講座を視聴して、建築物のモデルを製作するのに必要な操作を学べたので、今でも受講して良かったなと思ってます。

期間限定でセット購入品ではセールもやってるので、一気に購入するのでなく、セールを狙って纏めて購入しておくのも良いと思います。

サンプルの家をモデリング
屋根、外壁にマテリアルを作成
ノードの使い方もしっかり学べます
左:サンプル画像 右:ソリッドプレビュー
左:サンプル画像 右:レンダープレビュー(cycles)

②Udemy オンラインチュートリアル

もう一つのおすすめは、Udemyのオンラインチュートリアルです。

UdemyはBlenderの講座が充実していて、オシャレな建築物を製作するチュートリアルも豊富に揃ってるので、基本的な操作が身に付いたら、是非ともUdemyで建築物の3Dパース製作チュートリアルを学んでみてはいかがでしょうか。

Udemyでは英訳機能がついてますので、受講する講座が英語の解説で聞き取れなくも、英訳を見てある程度は内容を理解できますし、右クリックで日本語訳を選択して変換すれば、それなりに理解できると思います。

もうちょっと言うと、基本的な操作を身に付いていれば画面の操作を見ればおおよそ理解できてしまいます。

オシャレでより現実的な建築物のパースを製作する日本語解説のチュートリアルはあまり見かけないので、頑張って英語を理解してでもUdemyの講座を学ぶ価値は十分あると思います。

カメラアングルの設定方法も学べます
講座を受講すると樹木やアウトサイドテーブル等のモデルをもらえます
レンダリング後の修正方法は必見です
レンダリング修正後(cycles)

Udemyの講座は、無料の講座から2万円以上の講座までピンキリですが、よくセールをやっているので、気になる講座があったら、「ほしい物リスト」に入れておいて、セールを狙うといいですよ。

私はセールで気になる講座をまとめて購入して、一つずつ受講していってます。

イントロダクションムービーで動画の全般的な内容の紹介を視聴できる場合が多いので、自分に合ってそうな講座を受講してみるといいと思います。

3.Blenderを使ってみた感想

私のように建築物の3Dモデルに特化して使えるようにしたいなら、必要最小限の機能を覚えて製作できるようにするのが近道だと思います。

3DCGの建築物の場合、キャラクターモデリングほどの複雑な形ではないですし、線と面で作れてしまうものが多いので、比較的優しい部類に入るのかなと思います。

何度も繰り返すことでモデリングは上達しますし、細かい部分までモデリングできるようになると楽しさも倍増します。

また、お好みのテクスチャやマテリアルを作成して、ノードで表現を修正する操作は3DCGの醍醐味を感じることができると思います。

なにより、Blenderは無料で利用できるのが大きなアドバンテージで、仮に長続きしなくても3DCGが自分に合っているかどうかを判断することができますし、まずBlenderで3DCGの基本的な操作を習得して、後で有償の3DCGソフトに移行するのもいいと思います。

少しでも3DCGに興味がある方は、是非ともBlenderに挑戦してみてください。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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